SIBO(シーボ)について

健康観

沢山の方の身体を見て来たので経験的に慢性的に身体の悪い方はお臍周りが固いということは分かっていました。つまり、小腸に問題があるという点が体質が弱い方の共通項でした。

しかし、だからどうしたらそれが改善するという明確な指導はできず良く噛んで、お腹を冷やさないようにして、消化の良いものを食べてください程度の話しかできないでいました

胃腸を元気にしなければ健康になれないと常々思っていたのですが胃腸が不調になるメカニズムで見落としていたことが遂に明らかになりましたので情報を共有させて頂きたいと思います。

結論から言えば、SIBOという小腸内にバクテリアが異常発生した状態だと通常腸に良いとされる食物繊維やオリゴ糖、発酵食品などを摂取しても体調が良くならないということなのです

SIBOなら、今までの健康常識だった腸内フローラを増やす整腸効果のある健康法が通用しないと言うことなのです。(^^;

最新の医学情報であるため、病院でもSIBOと診断されることは今のところまずなく大体は過敏性腸症候群とか診断されている方はそのほとんどがSIBOの可能性があると認識されてください。

「小腸を強くすれば病気にならない」という考えは間違っていなかったと思い始めています。今まで腸と言えば、大腸の健康法がほとんどで小腸についての情報がありませんでした

小腸が悪いと、狭心症・心筋梗塞・糖尿病・慢性腎臓病・膵臓の病気・自己免疫の病気・アトピーなどに掛かるリスクが高まると言います。

逆に小腸が健康だと、ミトコンドリアが活性化してエネルギー産生が向上します。つまり、元気になるという話です。

SIBOの症状の特徴は・・・

・慢性的な下痢や便秘

・腹痛

・お腹がゴロゴロする

・食後、お腹がパンパンに張る

・ゲップ、胸やけ、食べ物が食道に戻る

などがあります。小腸内にバクテリアが異常発生すると、ある種の糖とか食物繊維を食べた時に水素やメタンなどのガスを発生させます。

それが上昇し、胃に刺激を与えれば逆流性の食道炎になったり、ゲップがでたりするという訳です。

SIBOは他にも、

・うつ症状

・湿疹やニキビ

・不眠

・慢性的な鉄欠乏症貧血やビタミンB12欠乏症

・痩せ、もしくは肥満

・むずむず足症候群

などにも関係していると言われています。

※SIBO(小腸の不調)は心身両面に影響します。

では、SIBOを引き起こす原因は何でしょうか?

SIBOを引き起こす原因

・小腸の消化管運動の障害

・大きなストレス、間食

・抗生物質の乱用

・胃薬による胃酸過多

・免疫力の低下

・炭水化物の消化不良、食べ過ぎ

・重金属の蓄積

・急性胃腸炎の後に発生

・大腸のバウヒン弁に障害

・胆のう除去など機能的問題

また、SIBOと関連する病気は次の通りです。

・過敏性腸症候群

・機能性ディスペプシア

・クローン病

・セリアック病

まずは、SIBOを予防する食事を摂ってバクテリアに餌を与えないようにしましょう!

発酵性の糖質が一番ガスを発生させますが、問題を起こす吸収が悪い糖質4種類を糖の頭文字をとってFODMAPと言います。

F:Fermentable 発酵性の

O:Oligosaccharides ①オリゴ糖(ガラクトオリゴ糖とフルクタン2種類がある)

D:Disaccharides 二糖類(②乳糖=ラクトースがある)

M:Monosaccharides ③単糖類(フルクトースがある)

A:and

P:Polypls(④ポリオールにはソルビトールやキシリトールなど~オールという名称の糖質)

①~④までの糖質を含む食品は水素やメタンなどのガスを発生させてしまいます。

[水素を発生させない食品]

米、玄米、そば、なす、トマト、ブロッコリー、人参、ピーマン、唐辛子、ホウレンソウ、カボチャ、キュウリ、ジャガイモ、生姜、オクラ、レタス、筍、大根、もやし、白菜、かぶ、キャベツ、パセリ、豆乳(大豆抽出物由来)、味噌、酢、ココア、ココナッツオイル、オリーブオイル、マヨネーズ、カマンベールチーズ、チェダーチーズ、硬めのチーズが目安、バナナ、イチゴ、ココナッツ、ブドウ、メロン、キウイ、オレンジ、みかん、レモン、パイナップル、ライム、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリー、ドリアン、ドラゴンフルーツ、ベーコン、ハム、豚肉、牛肉(赤身)、鶏肉、羊肉、魚介類、卵、アーモンド(10粒以下)、くるみ、ピーナッツ、栗、松の実、カボチャの種、カレー粉、バジル、木綿豆腐などが食べて大丈夫です。

これに対し、SIBOの人は避けたい食べ物はこちら

小麦、豆、玉ねぎ、ニンニク、牛乳、ヨーグルト、はちみつ、マッシュルーム、カリフラワー、アスパラガス、納豆、ゴーヤ、ネギ、ニラ、ゴボウ、セロリ、キムチ、さつまいも、らっきょう、トマトケチャップ、カスタード、バーベキューソース、ブイヨン、絹ごし豆腐、缶詰のフルーツ、豆乳(大豆由来)、乳製品、リンゴ、スイカ、アンズ、モモ、なし、グレープフルーツ、アボガド、ライチ、柿、西洋梨、パパイヤ、さくらんぼ、干しブドウ、プルーン、ザクロ、ブラックベリー、イチジク、プラム、マンゴー、ドライフルーツ、ソーセージ、カシューナッツ、アーモンド(20粒以上)、小豆、ワサビ、あんこ、きな粉、トウモロコシなど食物繊維が多く、消化が悪い発酵性糖質は控えましょう。

世界で実施しているSIBO治療のステップはこちら

・SIBO食の実行⇒低炭水化物、低食物繊維

・SIBOマッサージ(臍から虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸)⇒私の考えでは、お腹を食後温めるのも血管を拡張させるためマッサージ効果が期待できると思います。

・抗生物質を使う⇒一時的に小腸内のバクテリアを殺す、再発率が高い、副作用の問題、耐性菌が発生などの問題もあります。

・腸管運動促進剤を使う⇒私の考えでは、足首に重しをつけて脚力をつけると腸の蠕動運動が活性化すると思っています。

・エレメンタルダイエット⇒成分栄養剤(抗生物質とは併用しない)

・天然由来の抗菌作用のある成分を摂る⇒ニンニク、ブロッコリー、ココア

・再発を防ぐ

※ガンの予防効果が高い野菜⇒ニンニク、キャベツ、甘草、生姜

※ガンの予防効果がある野菜⇒玉ねぎ、玄米、豆腐、オレンジ、レモン、トマト、ナス、ピーマン、ブロッコリー

まずは、お金を掛けずにできることは①食材を注意、②食後お腹を温める、③脚を鍛えることです。

尚、SIBOの診断ができる個人クリニックがありますが、保険がきかないため、チェックに6万円くらい掛かります。

参考に健康管理されてください。

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